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普通は10分位で終了しますが、
- チェアーに上がれない子
- コップに自分で水が入れれない子
- 手が濡れると嫌がる子
- 器具に触れない子
- 音が苦手な子
- 良く話す子
- 落ち着きの無い子
- こちらを見ようとしない子
などは、始めのうちは手伝いをし、言葉を変えたり、具体的に分かりやすく説明して、
励ましながら、手で触れるようにする。手で触れるようになってから、口へ進む。
すこしでも出来たら、大げさな位に誉め自信をつけることを忘れずに行う。
◆風を怖がる子どもに対する声のかけ方の例
「お外の風といっしょだよ。今日お外で遊んだ?」
◆手が濡れるのを嫌がる子どもに対する声のかけ方の例
「手が濡れても、こぼしても、だいじょうぶだよ。後で拭けばいいんだから。」
◆大きな音を嫌う子どもに対する声のかけ方の例
「今日車できた?車って、大きな音がするけど、早いよね。掃除機といっしょだね」
◆よそ見をしたり、こちらを見ようとしない子どもに対する声のかけ方の例
「ほら、ちゃんと見てないとコップに、お水入らないよ。」
「ほら、ちゃんと見てないと、何やるか分からなくなっちゃうよ。」
◆器具の使いかたが出来ない子どもに対する声のかけ方の例
「大丈夫だよ。先生、○○ちゃんが出来るまで何回でも教えてあげるから。」
「大丈夫だよ。○○ちゃんが出来るまで、ずぅっと待ってるから、ゆっくりでいいよ。」
◆その他、話を聞かなかったりする子どもに対する声のかけ方の例
「どーするのかな?今日歯医者さんにお泊りしてくのかなー?」
「じゃあ、先生も○○ちゃんと同じことしようかなー」
「同じことしていいかな?先生も、○○ちゃんのお話聞かなくていいかな?」
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泣いたからといって、諦めたり、譲ったり、身体を抑えたりしない。
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子供の気持ちを理解し、観察し、会話の糸口をみつけ、励まし、待つ。
そして出来たら誉める。
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「ヤッタネ!」「できるじゃーん!」「すごーい!」「さすが!」等、
おおげさなぐらいに誉めたり、頭をなぜたり、抱いたりする。
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待っていた保護者に、トレーニングに時間がかかっても、かからなくても、
必ず誉めるように伝えておく。
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